ロスト・イン・トランスレーション

ロスト・イン・トランスレーション・・・
これを直訳することが つまり
ロスト・イン・トランスレーション
言葉の通じない世界 想いの届かない関係
失われてゆく・・繋がり
人はそれでも 誰かと触れていたいと思う
誰かと触れていることが人間なのだから
CM 撮影のために東京にやって来たボブが
親子ほど歳の離れたシャーロットに恋をしたのは
きっとこの 言葉の通じない東京で出会ったから
誰かがそばにいなければ
孤独に潰れてしまいそうな街
イルミネーションは 自分を主張するだけで
人の言葉を聞こうとしない
伝えたい言葉が
こころの中に充満して・・息苦しくなる
最後に ボブがシャーロットを抱きしめた瞬間
二人のこころに満ちていた 声にならない言葉たちが
空気に溶けるように開放される
そして 観ているわたしのこころも・・・ほっと息をつく
本国に帰っても
二度と出会うこともないだろうボブとシャーロット
けれど 二人のこころに
二度と消えることのない東京
二人のこころはいつまでも 東京で繋がっている
繋がりを見失った街で・・・
ロスト・イン・トランスレーション
失われた意味が わたしのこころに残る
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