死ぬまでにしたい10のこと
![]() | 死ぬまでにしたい10のこと サラ・ポーリー (2006/12/22) 松竹 この商品の詳細を見る |
病の床で
自分のいない世界を想像するアン
幸せそうな家族と・・・・
そこには 子供たちの慕う・・新しいお母さん
わたしのいない世界で 生きていかなければならい
わたしの愛した人々
わたしが・・・残せるものは・・伝えたいことは
My Life Without Me・・・これが原題である
・・・命が
あと3ヶ月で終わります・・・そう言われたら
その時 初めて
人生の意味を知ることが・・出来るかもしれない
ほんとうにしたいことが・・見えてくるかもしれない
あるいは・・・自分の価値のなさを・・嘆くかもしれない
死ぬまでにしたいこと・・・・あらためて考えてみる
やり残したこと・・伝えきれない思い・・
誰といたい?・・どこにいたい?・・何をしていたい?
過去や未来に翻弄されずに
今の「思い」を ふりまいて生きてゆきたい
愛するものたちの・・・しあわせを願って・・
フィアレス
![]() | フィアレス 恐怖の向こう側 ジェフ・ブリッジズ (2006/04/14) ワーナー・ホーム・ビデオ この商品の詳細を見る |
最後に マックスが
妻の声に振り向いてくれてよかったと思う
もし あのまま行ってしまっていたら・・・きっと
わたしは この映画を 好きになれなかったろう
向こう側の世界は 本人さえも見ることができない
航空機事故から生還して ヒーローになったマックスのこころにも
恐怖のはてに 大きな傷があいていた
マックスは
自分と同じように 傷が癒えない人を・・命をかけて助けようとする
しかし 人と関われば関わるほど
出口は遠くなっていく
現実の世界でも 多くの人々が 同じようなことを経験した
そして・・・・生きてきた
・・・暗闇と傷跡を抱きしめながら
自らの暗闇と傷跡を抱きしめるには
愛と希望が必要だ
この映画は 愛の映画だと思う
愛することは 生きること
愛することは 生きること
ピエロの赤い鼻
![]() | ピエロの赤い鼻 ジャック・ヴィユレ (2006/04/28) ハピネット・ピクチャーズ この商品の詳細を見る |
「これは僕のパパと パパの仲間たちと
そして 忘れ得ぬ 赤い鼻のピエロについての物語
とっても 辛くて 哀しくて 美しい
ドイツ占領下の フランスの記憶」
(オフィシャルサイトより リュシアル少年のひとりごとからの抜粋)
仲間とは素晴らしいものである
歓びは増幅され 悲しみは癒される
この映画の中で 二人の男が銃殺される
二人とも それを望み それを受け入れて死んでゆく
しかし 二人の死は終わりではなく
あらたな希望と 勇気と 誇り・・・・の始まり
日本には「いさぎよさ」という言葉がある
わたしは この言葉を
「抗うことなく 運命を受け入れて 生きてゆく」
・・・と 解釈している
その姿は 怖れもなく 保身もなく・・・覚悟を決めている
わたしは ほんとうに
魂が望む生き方をしているのだろうか
覚悟を決めて・・・生きているのだろうか
自らの道を歩もうと 覚悟を決めてる人は 美しいと思う
揺るぎない・・何かをこころに秘めて
困難に立ち向かおうとしている人は 美しいと思う
そして わたしも・・・
美しく生きていきたいと思うのだ
POWDER(パウダー)
![]() | パウダー ショーン・パトリック・フラナリー (2005/06/08) ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント この商品の詳細を見る |
何かと何かが ぶつかり合うとき
何かと何かが ふれ合うとき
そこにエネルギーは生まれる
生まれたエネルギーは
何かを動かし・・・動いたことによって 人は
発見・・・という感動を得るときがある
たとえば
人が創り出す「思い」というエネルギーのことを考えると
そのことがよくわかる
純粋な思いのエネルギーは 電子や光子のように
人のこころの 壁や窓ガラスを
まるで そこに何も存在しなかったように
平気ですり抜けて・・・そして こころの
ほんとうの部分に入り込む
うそが存在出来ない部分
そこは 自分自身でもよく理解出来ない
触れられると
ある人は 思いもよらぬ安らぎを感じ
ある人は 理解出来ない恐怖を感じ・・・
バーナムは
こん睡状態で生き続ける エマのこころの声を聞くために
ジェレミーの不思議な力を借りる
声に出来ないエマの思いは 真実のエネルギーとなって
ジェレミーから
バーナムのこころに・・・伝わっていく
その思いを届けるまで エマは死ねなかったのだ
そのシーンの持つエネルギーが
わたしのこころにも届いて・・・涙があふれる
思いをとげてバーナムの腕の中で
今まさに息絶えてゆくエマにとってジェレミーは
自らの苦しみを安らぎに変えてくれる 天使に違いない
しかし ジェレミーの持つ異様な風貌と不思議な力は
街の人々にとって多くの場合 悪魔のそれであり
こころの深遠に触れる・・・恐怖なのだ
ジェレミーの背中に わたしが見たものは
わたし自身のこころにもある・・・いわれなき孤独
駆けてゆくジェレミーが
自らも光になって消えてしまうラストシーン
このとき あらためて・・・・この映画は
天使のファンタジーだったのだと気がつく
最後にジェレミーが バーナムを振り返って言う
「彼女は まだいる・・・・・・奥さんだよ
形は変わっても 近くにいる
体から出て 万物に宿ってる」
実は 光になったジェレミーも
万物にに宿って・・・
彼の思いを振りまいているのかもしれない
それを感じるか 感じないかは
今 生きている・・・人間なのだ
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